回復期リハビリテーション病棟のご案内

さまざまな医療専門職がチームを組んで、食事、排泄、着替え、歩行、言語コミュニケーション、入浴など日常生活動作を身につけるための支援を行います。
病棟のケアに加えて、リハビリ訓練室では、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)により、個々の症状に応じた集中的なリハビリが実施されます。
医師、看護師、介護士、薬剤師、ソーシャルワーカーなどが一つのチームを構成し、退院まで援助していきます。

職員紹介

回復期リハビリテーション病棟職員紹介 回復期リハビリテーション病棟看護部紹介
看護師、助手

リハビリテーション科スタッフの紹介

PT理学療法士(28名)
OT作業療法士(11名)
ST言語聴覚士(6名)
柔道整復師(1名)
あん摩マッサージ指圧師(1名)
リハビリ事務(2名)
リハビリテーション科

入院対象となる疾患名や入院条件

回復期リハビリテーション病棟の対象となる疾患名 入院が可能
な期間
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、脳神経損傷等の発症後若しくは手術後の状態又は義肢装着訓練を要する状態 150日
高次機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷の発症後または手術後 180日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節又は2肢以上の多発骨折(同時発症)の発症後または手術後
(2肢以上の骨折は四肢のうち2肢以上であれば可。同一肢は不可)
90日
外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 90日
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の
神経、筋、靭帯損傷後
60日

当院の回復期病棟の特徴

  • 食事は食堂やデイルームに誘導し、経口摂取への取り組みを推進します。
  • 排泄はトイレへ誘導し、オムツは極力使用しないようにします。
  • 日中は普段着で過ごし、更衣は朝夕実施します。
  • 二次的合併症を予防し、安全対策を徹底し、可能な限り抑制はやめます。
  • リハと連携し、看護、介護ケアに生かします。
  • 家族へのケアと介護指導を徹底します。
  • 看護計画を頻回に見直しリハ計画に反映します。
  • 季節感のあるレクリエーション、催し物による生き生きとした生活場面作りを行います。
  • 外出訓練(買い物、公共交通機関の利用等)を行います。
  • リハビリ担当者、看護師、社会福祉士の担当制による個々に応じた対応をしていきます。
  • 訪問看護施設、居宅事業所と連携し退院後もフォローしていきます。
  • 整形医2名常駐しており整形疾患にも特化しています。
  • 脳卒中と大腿骨頚部骨折の地域連携パスを導入しています。

入院から退院までの流れ

患者さん・ご家族様 医師 入院担当スタッフ

入院のご相談

入院担当スタッフにお電話の上、診療情報提供書(紹介状)とADL(日常生活動作)の分かる看護サマリーをFaxもしくはご持参下さい。入院の可否判定後ご家族様と面談をさせて頂き入院に関しての説明や院内のご案内等を行います。ベット調整の上、入院日のご連絡をいたします。お気軽にお問い合わせください。

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入院日

お約束の時間までに、1階の医事課受付までお越しください。入院担当スタッフより回復期リハビリテーション病棟へご案内いたします。

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リハビリテーション評価

リハビリテーションスタッフが患者さんの状態を把握し、今後の治療プログラムを検討します。

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合同カンファレンス

医師・看護師・リハビリスタッフ・社会福祉士・管理栄養士等が話し合って一人ひとりの患者さんの目標(ゴール)を設定し、リハビリテーション総合実施計画書を作成します。退院後の生活にも焦点をあて患者さんやご家族様の意向に沿うように各スタッフが総合的に関わります。また月1回の合同カンファレンスを実施し患者さんのリハビリの進行に応じてゴールの見直しなど検討致します。
ご家族様へのご参加や必要に応じてケアマネージャへの参加のお声かけも行っています。

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リハビリテーションの実施

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士により、患者さんに合った機能訓練や日常生活動作の指導を行います。

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リハビリテーション評価

リハビリテーションスタッフが患者さんの状態を把握し、今後の治療プログラムを検討します。

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退院の準備

入院担当の社会福祉士が患者さん・ご家族様の意向に沿うように退院に向けたご相談をお受けいたします。
在宅生活へのご支援及び施設・他病院への転院など社会資源の紹介を含め介護保険等についてもご相談に応じます。

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退院

在宅生活への復帰・各種施設への入所・他病院への転院など

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回復期リハビリテーション病棟入退院の状況について

回復期リハビリテーション病棟入退院の状況について当院では平成22年9月より回復期リハビリテーション病棟60床を開設し、平成29年2月より病床数を32床へ変更しております。
令和3年12月~令和4年5月までの直近6カ月間の入退院につきまして、ご報告させて頂きます。

令和3年12月~令和4年5月までの入棟患者数=60名

  • 脳卒中などの脳血管疾患 20名
  • 大腿骨・股関節・骨盤・膝関節などの骨折、二肢以上の多発骨折 38名
  • 外科的手術又は肺炎などの治療後の安静による廃用症候群 2名

令和3年12月~令和4年5月までの直近6カ月における退院患者数=39名

  • 他の保険医療機関へ転院した者等を除く患者数 28名

お問い合わせ先

入院・退院のご相談

回復期リハビリテーション病棟入退院の状況について神崎中央病院(代表)TEL:0748-48-5555  FAX:0748-48-5556
地域医療連携室(直通)TEL:0748-48-5558  FAX:0748-48-5722

医療法人医誠会 神崎中央病院
〒529-1445 滋賀県東近江市五個荘清水鼻町95
TEL.0748-48-5555
FAX.0748-48-5556
info@kanzakihp.com
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