放射線科

放射線とは?

放射線科放射線科は診療に用いる道具から名付けられためずらしい科目です。それだけ医学の世界では新参者、レントゲン氏によるX線の発見から100年余りの歴史しかありません。しかし、現在の医療にとって放射線はなくてはならないものとなっています。使われる道具もX線にとどまらず、音波や普通の電波にまで広がりました。これらのものを使って病気の診断や治療を行うところが放射線科なのです。

当病院の放射線科は現在、診療放射線技師3名と放射線科クラーク1名で業務を行っています。

  • 診療放射線技師 3名
  • 放射線科クラーク 1名

主な装置

一般撮影装置(5番) RADIOTEX(UD150-40E)島津メディカル製
一般撮影装置(8番) UD150L-30 島津メディカル製
X線CT撮影装置 Brivo CT385(16列) GEヘルスケアジャパン
X線TV検査装置 SONIALVISION100Ⅰ 島津メディカル製
X線ポータブル撮影装置 MOBILE ART EVOLUTION 島津メディカル製
骨塩定量検査装置 DCS-600EX-Ⅴ アロカ社製
PACS・遠隔診断装置 Synapse Mini-X 富士フィルムメディカル製

使用する装置は一般撮影装置(2台)・CT(コンピュータ断層)撮影装置・TV検査装置・ポータブル撮影装置・骨塩定量検査装置が主に稼動しています。

一般撮影

胸やお腹などの撮影から、骨の撮影まで幅広く撮影しています。

一般撮影装置

検査上の注意点

  • 金属(指輪・ピアス)は撮影部位によっては骨に重なってしまい観察が出来なくなります。出来る限り、外してください。湿布やエレキバンなども外してください。

X線CT撮影

X線CT撮影装置リング状の装置の中に入っていただき、多方向から人体を透過してきたX線をコンピュータで処理し、人体を輪切りにした画像を描く検査方法です。
平成24年8月にマルチスライスCT(2ch)からマルチスライスCT(16ch)に更新をし、さらに検査時間を大幅に短縮いたしました。
今回導入した装置は患者さんに無理のない体勢で寝ていただくだけで検査ができます。そして、コンピュータを使用し、正しい位置を再計算することにより、体が真っ直ぐにならなくても左右対処の画像が提供できるようになりました。患者さんの負担を大きく軽減できる装置を導入しました。

検査を受けられる患者さんへ

  • 検査は、数分で終了します。胸部や腹部の検査は女性の声で「息を止めてください」などのアナウンスが流れます。可能な限りアナウンスにしたがって呼吸を調整してください。数回の息止めで検査が終了します。

検査上の注意点

  • 検査する場所の金属は画像が乱れるため取り外します。
  • 診断のために造影剤を使用して検査をすることがあります。当院では検査予約時に造影検査用の問診表をご記入いただきます。アレルギーのある患者さんは実施できないことがあります。

TV検査

X線テレビ検査装置X線テレビ装置を使用して検査をします。嚥下造影・胃透視・注腸透視・ミエログラフィーなどの検査を行っています。

検査上の注意

  • 胃透視検査及び注腸造影検査はともにバリウムというお薬を使用します。検査後には下剤をお渡ししますので必ず服用していただくようお願いします。日が経つにつれてバリウム内の水分だけが大腸から吸収される為、便が硬くなりかなり出にくくなります。

骨塩定量検査

骨塩定量装置

骨塩定量測定装置を使用して体全体のカルシウム量を算出します。骨粗鬆症の診断に有効です。

骨粗鬆症とは、簡単にいえば骨の密度が減って骨がもろくなって折れやすくなった状態です。確かに高齢者が多いのですが、特に閉経後の女性は、急に骨が弱くなっていくので注意が必要です。
その症状は、初めは、ほとんど自覚症状はありませんが、だんだん背が低くなったり、背中や腰が曲がってきたり、またちょっとしたことで背骨がつぶれたり、手首や下肢の付け根の骨が折れて初めて気づく場合がほとんどです。
背骨がつぶれて背中が曲がってしまうとほとんど元にはもどりませんし、つぶれ方によっては、背骨の後ろにある脊髄という神経を圧迫して足がしびれたり動かなくなったりする場合もあります。また手足の骨折の場合は、手術するのも難しくなりますし、なかなか治らないので大変です。
そうなって困らないためにも普段から骨を丈夫にして骨粗鬆症にならないように予防することが一番大事です。
当院では、手首の骨の量をDXA法(二重エネルギーX線骨量測定法)で簡単に測ることができます。検査は全く痛くありませんし、少し待っていただければ結果が出ますので、何かのついでに測ってみてはいかがでしょうか。 (予約不要)
どの科の先生に依頼されても検査可能ですので気になる方はいつでも先生に相談してみてください。

検査時間は約30秒です。

PACS・遠隔診断

当院では、平成22年よりPACSを導入しています。患者さんの写真をフィルムではなく、電子画像としてサーバーに全て保管しています。画像モニタを各外来診察室に配置し、いつでも必要な写真が見ることができるようになりました。
そして同時に、遠隔診断も始めております。遠隔診断は、当院で検査したCT検査などを読影医(放射線科専門医)とオンラインで繋ぎ、読影を依頼するシステムです。検査結果が数日のうちにできます。



当院は患者さんの撮影には細心の注意を払っています。患者さんの出入りにはあらかじめ撮影室のドアを開け、杖を持参の患者さんにも容易に入れるように心がけています。
患者さんの呼び出しについても、できるだけ大きな声で耳の遠い患者さんにも聞こえるようにお話をいたします。本人確認のため、ご本人にお名前を言っていただくこともあります。

放射線科は、放射線被曝を最小限に抑えられるよう努力しています。撮影前の説明を十分にすることで出来る限り不安を取り除くよう努力しております。質問や不安感があれば遠慮なくお話ください。
放射線を用いた検査のため、妊娠中の方または妊娠の可能性のある方は検査ができないことがあります。妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は撮影前に申し出てください。

放射線科の取り組み

  1. 被曝線量の低減に努めます。
  2. CRシステムを導入し被ばく低減に努めます。
  3. 安全確保に努めます。
  4. 検査の効率化に努めます。
医療法人医誠会 神崎中央病院
〒529-1445 滋賀県東近江市五個荘清水鼻町95
TEL.0748-48-5555
FAX.0748-48-5556
info@kanzakihp.com
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