

端午(たんご)の節句は、奈良時代から続く古い行事です。端午というものは、もとは月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味で、5月に限ったものではありませんでした。しかし、午(ご)と五(ご)の音が同じなので、毎月5日をさすようになり、やがて5月5日のことになったとも伝えられます。
また、端午の節句は『菖蒲(しょうぶ)の節句』とも言われます。強い香気で厄を祓う菖蒲やヨモギを軒(のき)につるしたり、菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。
菖蒲はサトイモ科の植物です。菖蒲は多くの精油成分を含んでいます。精油成分とは、植物に含まれる芳香成分で主に、皮膚を刺激して血行促進させる作用があります。本来は、菖蒲の『葉』より『根』の方が血行促進効果があるのですが、菖蒲根なかなか手に入りにくいので、今回は『葉』を使った菖蒲湯の作り方をご紹介します。
上新粉 200g、砂糖 大さじ1と1/2、片栗粉 大さじ1と1/2、こしあん 200g、柏の葉 10枚
あんは10等分して丸める